こんにちは
受験(すべりどめ)もいよいよ直前になって来ました。
たにおーです。
今回は、何も分からない初心者向けに記事を書いていきます。この記事を読むと以下のことが分かるはずです。
- レンズとボディについて
- レンズの種類について
- 最初に買うべきもの
- 追加でレンズを購入するなら
- ボケを大きくするコツ
- 撮影モードについて
他にも、色々と初心者向けのガイドを今後も書いていこうと思います。
一眼レフについて【レンズとボディが別々】
一眼レフやミラーレスの唯一無二の特徴として、【レンズ交換】というものがあります。
「レンズ交換とかめんどくせぇ」という人もいると思いますが、レンズ交換こそが本格的なカメラのメリットの一つであることは、疑いようがありません。
メリットとしては、状況に対する最適解のレンズを使うことが出来るということです。
レンズの種類について「単焦点やF2.8通しなど」
そもそも最適解のレンズってなんやねん。ってところから話します。
まず、レンズの大原則として、ズームできる幅が小さいほど良いレンズ(明るくて画質が良くてコンパクト)が作れます。
※明るいレンズとはF値が小さいレンズです。F値が小さいと良くぼけた写真や室内の写真でも画質の良い写真が撮れます。
それを認識した上で、以下の状況を考えてください。
「あなたは、体育館にいます。そして、壇上に立っている自分の子供を撮影しようと考えています。」
ここで選ぶべきレンズは以下のどれでしょう。
- 近くから遠くまで撮れるレンズ(ズームできる幅が広い)
- 遠くしか撮れないレンズ(ズームできる幅が狭い)
画質のことを考えると「遠くしか撮れないレンズ(俗に望遠レンズという)」を選択するのが正解です。
このように、条件にあったレンズを使うことで、スマホやコンパクトデジタルカメラとは一味違う写真が撮れるのです。
※逆に言うと、スマホやコンパクトデジタルカメラが最適解という状況もあります。臨機応変にいきましょう。
35mm換算という考え方
レンズのことを語る前に35mm換算という考え方を覚える必要があります。
とりあえず、 原理とかに興味の無い人は、焦点距離×1.5倍がAPS-C用(多くのカメラがこれ)の写る範囲と覚えてください。
この写る範囲のことを35mm換算といっています。

レンズの種類一覧
大まかにわけてレンズにはこのような種類があります。
名称 | フルサイズ用 | APS-C用 |
魚眼レンズ | 8-15mm | 10-17mm(フルサイズレベルは無い) |
超広角レンズ | 12-14mm | 無い |
広角レンズ | 18-28mm | 10-20mm |
標準レンズ | 24-70mm | 16-50mm |
望遠レンズ | 70-300mm | 50-300mm(フルサイズより優れてる) |
超望遠 | 150-500mm | 150-500mm |
便利ズーム | 28-300mm | 18-200mm |
右に書いている焦点距離のレンズを購入すればOkです。
そもそもフルサイズじゃなければ、楽しめない焦点距離もありますが、超広角のレンズばかりです。APS-Cでも十分にレンズ交換は楽しめます。
豆知識:iphone11proに搭載されている超広角は換算13mmという半端ない広角です。
ズームレンズと単焦点レンズ
ズームレンズは名前のとおりズームできるレンズで単焦点はズームできないレンズです。
明るいレンズや画質の良いレンズは単焦点レンズです。もちろん、ズームレンズでも素晴らしいレンズはいっぱいありますが、それらは半端なく高いレンズです。
でわどんな風にレンズを揃えたらいいのでしょうか。
最初に買うべきレンズはズームレンズか単焦点どっち?レンズキットがおすすめ
個人的に、新品で買うならダブルレンズズームキットがおすすめです。
このキットにSDカードを買い足したらカメラが始めれます。キャンペーンでSDカードはもらえることもあります。
このセットは、標準ズームと望遠ズームのセットになっています。けっして明るいレンズとはいえません。そのため、ボケを生かした写真や薄暗い場所での撮影には向いていません。
ですが、環境によっては高級レンズにも引けを取らないほど綺麗に写ります。

中古もありなら安い組み合わせがある3万円から
中古で始めるならこちらをご覧ください。F2.8と呼ばれる「ボケやすく明るいレンズ」と型落ちのちょっと良いカメラ本体のコンビです。
体育祭でも使いたいなら、更に望遠側のレンズ。風景撮影がしたいのなら広角ズームレンズ。ポートレートを楽しみたいなら50mmf1.8レンズ。
こんな感じでレンズを追加すれば5万円もあれば結構良い組み合わせが出来ます。
[kanren postid=’2377′]
2本目のレンズを追加で購入するなら
ダブルズームレンズセットで満足が出来なくなったら、レンズの書いたしを検討しだします。
そして、ここで買うべきレンズは以下の通りです。
- もっとぼかしたレンズを使いたい 35又は50mmのF1.8
- もっと遠くを写したい 70-300mmF4-5.6
- もっと広く写したい 10-20mmF3.5
- レンズ交換したくない(公園で子供をとるなど)18-200mm
イメージとしてはこんな感じです。
[kanren postid=’2444′]
35mmまたは50mmというのは、自分にあっているほうを選んでください。
・テーブルフォトなら35mm(35mm換算50mm前後)
・ポートレートなら50mm(35mm換算80mm前後)が一般的です。

ですが、単焦点レンズじゃないとボケた写真がとれないという事ではありません。下の写真はpentax k5にシグマ70-300mm(5000円で買える望遠ズーム)で撮影したものです。
十分にボケていますね。

用途が決まっててどれを買ったらいいか分からなかったら、コメントをください!!アドバイスできる内容なら返信させてもらいます。
背景をボケさせる!!ボケを作るコツまとめ
一眼レフといえばボケ!!っと思う人がいるともいます。というのも、たにおーもその内の一人です。
背景をボケさせるにはコツが入ります。それを守らないと同じレンズを使っても全然ボケません。


同じレンズを使ってもこれだけボケ方が違います。
コツは、以下の4点です。
・明るいレンズで絞り開放でとる(お金がかかる)
・焦点距離が長いレンズでとる(フルサイズが有利)
・被写体に近づく(今すぐに出来る)
・被写体と背景を遠ざける(今すぐにできる)
明るいレンズで撮ろう
明るいレンズでとるにはどうしてもお金が掛かります。
明るいレンズとはF2.8やF1.8などのことです。F4やらF5.6は暗いレンズになります。
キットレンズよりも単焦点レンズがよくぼかすことが出来るのはこのためです。


焦点距離の長いレンズの望遠側で撮ろう
もし、ズームレンズなら出来るだけズームした状態で撮りましょう。


パースの問題があるので、一概にはいえませんが、より望遠側で撮影した場合にボケが大きくなっているのが分かります。
まぁ実際は微妙に違います。詳しくはこちらのサイトが詳しく話していますが、初心者から気にする必要はありません。
フルサイズが有利なのは、長いレンズが使いやすいからです。
APS-Cで35mmのレンズを使ったときに写る範囲とフルサイズで50mmのレンズで写る範囲は同じです。
そのため、同じ範囲を撮るときに出来るだけ長いレンズをフルサイズは使えるので、よくボケるという訳です。
上の例であげたのは、APS-Cよりもセンサーが小さい1インチセンサーで撮影したものです。
被写体に近づこう
被写体に近づかないと背景はあまりボケません。
しかし、近づくと長いレンズは使いにくくなります。近づいて長いレンズを使うと見切れてしまいますからです。
ですので、大きなものをボカすというのは結構お金の掛かる撮影になります。逆に、小さいものならキットレンズでも十分にぼかせることになります。
人の撮影を例に挙げると
・全身を撮影して背景をボカス
・バストショットで上半身をボカス
では違うレンズが必要になります。
うえで挙げている写真はどれも、被写体が小さいものだと思います。なぜなら、大きな被写体はこのカメラで室内という条件ではボカシ切ることが出来ないからです。
被写体と背景を遠ざけよう
被写体と背景は遠くなればなるほどボヤけていきます。
そのため、大きくぼかしたいのであれば、背景に意識を向けましょう。
直ぐ後ろが壁ではあまりボカスことができません。逆に直ぐ後ろがまっすぐ続く道とかであれば比較的簡単にボカス事が出来ます。


撮影モードを覚えよう
とりあえず、初心者の方はオートでとっておきましょう。
そして、少し勉強したいと思ったら、以下から選んでください。
・ぼかした撮影が出来るようになりたいAvモード(絞り優先モード)
・ぶれない写真またはブレタ写真が撮りたいTvモード(シャッター速度優先モード)
どちらでもISO感度はオートに設定します。
とりあえず、この二つのモードが使えたら、自分の撮りたい写真に比較的近い写真が撮れます。
俗に言うマニュアル撮影とはISOとSSとF値を全て手動で設定する方法です。

まとめ
今回は、一眼レフカメラやミラーレスカメラを始めるに当たって最初に迷うであろう、キットレンズの次に買うレンズや焦点距離、ボケの作り方などを解説しました。
個人的には、標準ズーム一本と単焦点1本あれば十分に一眼レフを楽しめると思います。
またオート撮影は邪道という人もいますが、設定を追い込めないときは、オート撮影でも良いとたにおーは思います。
また、別にマニュアル撮影じゃなくても絞り優先とシャッター速度優先が使えれば十分イメージに近い写真は取れます。
でわ。