こんにちは
5d2に不満点があります
たにおーです。
去年の12月に購入した5d2ですが、当初は出てくる写真に驚いていました。ですが、最近気に食わないことが多く有ります。(フルサイズ欲しい病にかかっていましたがそれが解消されたというのもあります)
ですが、今回挙げるフルサイズのデメリットの一部はお金で解決できます。ただ私にはそれだけのお金がありません笑
5d2の購入当時の記事がこちらになります。
この記事はフルサイズ=5d2という考えがベースにあります。
目次
フルサイズの特徴(メリット・デメリット)前置き
今回はデメリットとして紹介しますが、カメラにおけるデメリットとメリットは表裏一体です。
たとえばデメリットに「重い」というものがあるとした場合、持ち運びには不便なのでデメリットと言えます。しかしながらホールド性が高く手振れしにくいだとか70-200mmF2.8のような大きなレンズをつけたときのバランスも良くなります。
こんな感じにデメリットしか無いと思う特徴でも考え方によっては利点に変わります。
そんなこんなで、私がデメリットと挙げたことが別の人からすればメリットって場合も多くあります。
ですが、この記事の根幹にはあくまで「私って別にフルサイズじゃなくてもよくね・・・」って気づきがテーマとしてありますのでご容赦ください。
フルサイズは超重い
最近のコンパクトなフルサイズには当てはまりませんが少なくとも私の持っているフルサイズ一眼レフ5d2は超重いです。
5d2に小型な単焦点であるEF50mmF1.8STMの組み合わせですら1kg超です。
もしフルサイズとはいえCanon RpだったりSIGMA fp、Sony a7cなどなら話は変わってきますが、それらのフルサイズはまだまだ高いです。
ボディが小さく軽いとしてもレンズがでかいので、個人的には小型のフルサイズに魅力は感じない。F2.8通しとか使うとバランスが・・・
Rpは12万円強程度で買えますがRfレンズはまだまだ高級志向ですし、EFレンズのマウントアダプタはコントロールリング付きなら2万円半ばしてしまい、結局15万円弱ほど掛かってしまいます。
フルサイズにしたら15万円のRpは安い!!!といわれれば、それまでですが「やっぱり高い!!」って感じちゃいます。
そしてレフ機のフルサイズはやっぱり重いです。まあ個人的には重いということは、さほど気にしていません。

めっちゃボケる被写界深度が浅い
これのためにフルサイズを導入する人は多くいると思います。
ですが、わたしはポートレートをとりません。であればそんなにボケる必要は有りません。
どちらかというと、被写界深度を稼ぐために多くの写真はF8-F11ほどまで絞って撮影しています。
勿論フルサイズでも絞れば被写界深度は稼げますし、APS-C以下のカメラではフルサイズのボケを再現することは出来ません。そうかんがえるとフルサイズのほうが優れていることは疑いようがありません。
ボケを求めるなら大きなセンサーが有利です。フルサイズの28-75mmF2.8(新品3万円で買える)と同程度のボケが得られるズームレンズは超高額になってしまいます。
またフルサイズにF1.4やF1.2のレンズを付けた際のボケはAPS-C以下のセンサーサイズではほぼ再現できません。
フルサイズなら28-75mmF2.8 A09なら3万円
APS-Cならズーム幅が足りませんがその分被写界深度が1/3ほど浅い18-35mmF1.8が9万円
マイクロフォーサーズ そもそもこんなズームレンズは存在しない
ということで、ボケではフルサイズには勝てません。ただ私の用途ではさほどボケが入りません。

高速シャッターが必要な暗所性能が必要なくなった
私はボカす必要がある写真を撮らないのでAPS-Cでも十分です。
逆に絞りを1段分稼ぐことが出来る分その分ノイズレスな写真が出来ます。(同被写界深度で尚且つSSが稼ぎにくくISOが上がる状況でストロボが焚けないという限定的な状況に限りますが)
APS-Cで満足できるかには、いくつか条件があって代表的なものは以下の3つです。
・そのセンサーサイズで満足するボケと色階調が得られるのか
・暗い場所での動体撮影でないか
・レンズの本来の画角ではなくても満足できるか。
という条件が有ります。
私はつい最近家族の体育館スポーツであるバレーボールの撮影を行う必要が有りました。
そこではF2.8でISO3200、SS1/640まで上がっていました。このような環境で「とにかく出来るだけ明るく!でもssは稼がないといけないからISOが上がっちゃう。被写界深度は無視!!遠いからストロボも効かないしそもそも焚いたらダメ」みたいな撮影では圧倒的にフルサイズが有利です。
ですがもう。そんな撮影はしません。
ですので、フルサイズである必要がなくなりました

いいレンズの性能を最大限引き出せるがとにかく高い
個人的にこれが致命的です。標準ズームとか結構種類があるにも関わらず大分お値段がします。これは次の記事を見てください。
型落ちで5万円、廉価版でも3万円・・・センサーの性能を引き出しきる純正大三元は10万円という・・・
高級レンズの性能を引き出せるというのは、いい点でもあるんですが、逆に生半可な古いレンズでは周辺画質が全然解像しません。
APS-Cだとすると、古いフルサイズ用のEFレンズだとしてもイメージサークルの都合上、中心部しか使いません。ということは周辺部が甘いといわれるレンズでも問題なく使えます。ですので比較的安く良いレンズが使えます。
ただ、高級なレンズのスペックを最大限引き出すことが出来るという点ではフルサイズだからこそ出来ることです。ですのでAPS-Cの最高画質とフルサイズの最高画質を比較するとフルサイズに分があります。ただお金がある前提です。
ということで、ボケさえ気にしなければ値段と解像力のバランスでのコスパはAPS-Cに分が有ります。
まとめ
今回は私がフルサイズではなくAPS-Cに買い換えようと迷っている理由を書きました。
フルサイズに向いている人はこんな感じ
- 安くてもボケを最大限楽しみたい(型落ちフルサイズと85mmF1.8usmなど)
- フルサイズF2.8通しズームの利便性とボケが同時に必要
- 15mmより広角な超広角なズームレンズが必要(12-24mmF4artなど)
- 明暗差が酷くストロボを焚いても(または焚けない)対処が出来ないシーンの撮影が多い
- 無理なく超高画素が必要(APS-Cならフラグシップでも3000万が限界だし、センサーが小さいのに画素を増やすとDRもノイズも悪くなる)
- お金があるためLレンズを購入する。そして本来の画角で使いたい
- 大きなカメラが必要(客商売で客の満足度のため大きなカメラが必要)
- フルサイズ欲しい病にかかる(私の理由これだった)
APS-Cに向いている人はこんな感じ
- ボケはそこそこで大丈夫
- rawで露出補正はそこそこで。明暗差が極端なものの撮影は少なくあってもストロボで対応できる。
- Lレンズなど純正最高峰のレンズを購入しない。または購入しても本来の画角じゃなくても良い。50mmF1.2LをAPS-Cで使うと換算80mmでポートレートに良いなど。ズームは流石に使いにくいが単焦点なら35mm換算でもそこそこ使える。
- 画素は2000万後半で大丈夫。極端なトリミングや大きく印刷しない
- お金があんまり掛けれない。掛けれても全部コミコミ20-30万円程度
- 大きなカメラが必要じゃない
- フルサイズ病が完治した
- 換算15mm程度からの超広角ズームで満足できる
- 望遠での撮影(飛行機など)が多い。シグマ150-600mmとかを買えば超満足できる
そこまで大げさなボケが不要(ポートレートなどを撮る機会が少ない)でお金があんまり掛けれない、って環境ならAPS-Cのほうが満足できそうです。
ポートレートのために5D2と85mmF1.8だけ買うとかならそこまでお金は必要じゃ有りませんが、広角ズームから望遠ズームまで大三元で揃えて好きな焦点距離の単焦点まで揃えだすとコミコミ100万円とか余裕で掛かってしまいます。
いや無理やって
ということで私はAPS-Cに買い換えようと思います。それかフルサイズは単焦点だけで運用して、観光旅行などのズームはAPS-Cにまかせるか。
でわまた。
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